NZのサイレージ

7/18の北海道新聞に、北海道のサイレージがニュージーランドに比べると、栄養価が低いという記事が載っていました。農学者のキース・ベタリッジ氏は、「道内のサイレージはニュージーランドでは寝わらにしかならないほど価値が低い」と述べています。ニュージーランドでは、成長途中で栄養価が高い草丈15~20センチほで刈り取るらしいです。出穂もしていない状況で刈り取るのか?20センチほどて出穂するような品種なのか?詳細はわかりませんが・・とにかく「代謝エネルギー」でニュージーランドのサイレージと比較すると、平均で8%ぐらい低く最も低いものでは17%も低いものがあったらしいです。

収量をとるか、栄養価をとるか?世界の常識と日本酪農はかなり逸脱しているのでしょうか?

代謝エネルギーとTDNの意味がほぼ同じとして、TDNの1%は、個体の乾物摂取量に差があるので正確な数字はわかりませんが、最大で配合飼料2kgぐらいには、相当するはずです。仮に1㎏としても8%なら8㎏分に相当します。みなさん、どう考えますか?