NZの牧草

ニュージーランドの牧草は、栄養価が高いというブログを前回書きました。古いデーリーマンを見ていて前回の時点で不明であったことが、少しわかってきました。まず、ニュージーランドの基幹牧草は、ペレニアンライグラスとシロクローバーであること。ニュージーランドでは、放牧時期に20cm~30cmの超短草を牛に年10回以上も刈り取らせること。集約農業の代表である、デンマークにおいても基幹牧草はペレニアンライグラスであること。デンマークにおいては、40cm~60cmの短草を年に5回刈り取り、サイレージに調整していること。デンマークの先進酪農化は自給飼料主体で、年間1万1500kg以上の乳量を達成していること。

また、栄養価を上げるために、チモシー草地を短草で多回刈りするとチモシーは消失してしまうということも書いていました。

ペレニアンライグラスは、酪農先進国では主要な草であり、糖分含量が高く、牛が喜ぶおいしい草である。ニュージーランドでは、さらに糖分含量の高い品種の開発に挑戦している。